執筆モチベーションを持続させる方法は?実践したい9個のコツ

小説

執筆モチベーションの重要性

小説執筆は、想像力と創造性を発揮し、自分だけの世界を形にする素晴らしい活動です。

しかし、長編小説ともなると、書き進める過程でモチベーションが低下してしまうこともあります。

モチベーションを維持することは、作品を完成させるために不可欠です。モチベーションが低下すると、執筆ペースが遅くなったり、最悪の場合、執筆を断念してしまうこともあるでしょう。

そこで今回は、小説執筆のモチベーションを維持するための10のコツを紹介します。これらのコツを実践し、あなたの才能がつまった小説を最後まで書ききりましょう!

小説執筆のモチベーションが保てない理由

小説執筆は、想像力と創造性を発揮し、自分だけの世界を形にする素晴らしい活動です。

しかし、長編小説ともなると、その膨大な文字数や複雑な設定、伏線やらどんでん返しのためのミスリードなどを事細かに書いていかなくてはならないため、どうしてもモチベーションが低下してしまうことがあります。

モチベーションが低下してしまう理由は様々ですが、主な原因として以下の5つが挙げられます。

・うまく書けない
・明確な目標がない
・環境的な要因
・疲れてやる気がでない
・その他

ひとつずつ見ていきましょう。

うまく書けない

小説執筆において、一番モチベーションを低下させる要因は、「うまく書けない」という悩みです。

  • 書きたいシーンがうまく表現できない
  • ストーリー展開が停滞してしまう
  • 登場人物の性格がブレてしまう

これらの悩みを抱えると、自信喪失につながり、執筆意欲が低下してしまうことがあります。

明確な目標がない

目標が曖昧だと、何のために書いているのか分からなくなり、モチベーションを維持するのが難しくなります。

  • 具体的な目標設定がない
  • 目標が達成できそうにない

目標設定は、モチベーション維持だけでなく、作品の質を高めるためにも重要な要素になります。

環境的な要因

周囲の環境も、モチベーションに影響を与えることがあります。

  • 周りが騒がしくて集中できない
  • 書くための時間が確保できない
  • 執筆に適した環境ではない

集中できる環境がないと、モチベーションの維持が難しいのは当然でしょう。

疲れてやる気がでない

日々の生活で疲れていたり、体調を崩していたりすると、集中力が低下し、やる気が出ないことがあります。

  • 睡眠不足
  • 運動不足
  • 体調不良

心身ともに健康な状態を維持すること。当たり前のように思われがちですが、ここを疎かにする人は多いです。小説を書き続けたいと思うのなら、心身の健康は小説執筆に重大な影響を及ぼす、と念頭に置いておいてもいいかもしれません。

その他

上記以外にも、人間関係の悩みや金銭的な問題など、様々な要因がモチベーション低下につながる可能性があります。

執筆活動でモチベーションを維持する10個のコツ

どんな理由があるにせよ、この記事を読んでくださっている読者さんは同じ想いをかかえているはずです。すなわち、

小説執筆のモチベーションを取り戻し、自分の作品を完成させたい!

という想いです。

書き続けなければ小説は完成しません。未完のままパソコンのファイルに格納されれば、たいていの場合その物語はそこで強制終了されてしまうでしょう(キャラたちには申し訳ないですが……)。

そうならないようにするためにも、ここでは執筆活動でモチベーションを保つための10個のコツをご紹介します。参考にできそうなものがあったら、ぜひ実践してみてください。

1. 実現可能な目標を設定する

小説執筆では、達成可能な短期目標と長期目標を設定することが重要です。一日に書く単語数や、一週間に完成させる章数など、自分自身で達成できる目標を立て、達成感を感じましょう。

はつね
はつね

サラリーマンになる前の筆者は、1日1万文字書くことを目標に執筆していましたね~

調子がいい時でも1万文字でやめるのがコツ。次の日調子が悪かった時に休む理由を作ってしまうからです!

2. 適度に息抜きをする

執筆は精神的にも肉体的にも要求される作業です。適度に息抜きを取り入れることで、ストレスを軽減し、創作活動への意欲を持続させることができます。短い散歩や趣味の時間を設けましょう。

はつね
はつね

疲れたなぁと思った時は絶対に散歩に行く筆者です。雨が傘を叩く音とか大好きなので、天気が悪い日はむしろ喜んで出ていきます(笑)

3. 自己評価の見直しをする

自分の作品を厳しく評価し過ぎることは、モチベーションの低下につながります。書き進める過程で、自己評価の方法を見直し、小さな成功を認めて自分を褒めることが大切です。

はつね
はつね

定期的に作品フォルダを見返すのがオススメ。……なお、処女作のできの悪さを目の当たりにすると、本気で顔が赤くなるので要注意です、、(あれを自信満々に発表していた私のメンタルゥ……)

4. 創作仲間を作る

創作活動は孤独になりがちですが、同じ目標を持つ仲間と繋がることで、モチベーションを高めることができます。ワークショップへの参加やオンラインフォーラムでの交流を通じて、励まし合いましょう。

はつね
はつね

ただしSNSにどっぷりつかるのはオススメしません。孤独という感情は、実は一番人を結び付けやすいものです。コンフォートゾーン反対!!!

5. 好きな小説を読む

新たなインスピレーションを得るために、好きな小説を読みましょう。他の作家の作品を読むことで、言葉選びや物語構造に新しい発見があり、自分の執筆に活かすことができます。

はつね
はつね

本棚漁ってて「あぁこれこれ。このシーン最高なんだよなぁ……」って読み始めたら数時間経ってるの日常茶飯事ですよね。

6. 場所を変えてみる

創作のモチベーションを刺激するために、執筆する場所を変えてみましょう。新しいカフェ、図書館、または自然の中で書くことで、新鮮な気持ちで執筆に取り組むことができます。

はつね
はつね

筆者は図書館・カフェ・大学食堂と色々な場所でやってみたことがありましたが、結局家が一番でした。ここが一番集中できる!って場所を見つけられると強いです。

7. 一文字で良いから書き始める

執筆に行き詰まった時は、「一文字でも良いから書き始める」ことが大切です。小さな一歩が大きな流れを生み出し、書き進めるうちにアイデアが湧いてくることもあります。

はつね
はつね

「腹筋一回だけやれば自然とそれ以上やる理論」と同じ理屈ですね。むしろ一文字で終わる方が無理なので。あとは短編にしちゃえばいいか~ってメンタルでやれると筆が進みやすいです(体感)

8. 好きなシーンから書いてみる

必ずしも小説を順番に書き進める必要はありません。モチベーションを高めるために、最も書きたいと思うシーンから始めてみましょう。情熱を持って書ける部分から手を付けることで、執筆への意欲が湧きます。

はつね
はつね

プロット書く時もそうですが、必ず「このシーンが書きたいんだ…!」という場面があるはずです。もったいぶらずにそこ書いちゃいましょう。

あとは物語のほうがついて来てくれます、多分。

9. ルーティンを確立する

毎日同じ時間に執筆するなど、ルーティンを確立することで、創作活動を習慣化しましょう。ルーティンにすることで、自然と執筆の時間が生まれ、創作への意欲が維持されます。

はつね
はつね

参考程度にですが、筆者の現在のルーティンは

・5時起床→執筆

・労働→帰宅後ブログか執筆

って感じです。ちなみにルーティン設定初期は、会社にいる時めっちゃ眠たかった。

10.インプットとアウトプットをバランスよく繰り返す

読書や映画鑑賞などのインプットと、執筆活動というアウトプットをバランス良く行いましょう。インプットによって得た知識や感動を、自分の作品に活かすことで、創作の幅が広がります。

はつね
はつね

いっそ映画を観て1日を終わらせましょう。面白い物語には必ず面白い要素が眠っていますし、それを解明できたらきっと執筆にも生かせるはず、、!

すべてに共通することは…

執筆のモチベーションを維持するコツをご紹介してきましたが、これらすべてに共通する想いとは何でしょうか?

筆者はこう考えます。小説を書くのが楽しかったあの感覚を取り戻したいのだと。

そうです。本来私たちは小説を楽しみながら書いていたはずです。書くのが楽しくて楽しくて仕方がなく、たくさんの時間を投下して物語を進めてきました。

それがどういう訳か、いまは少しだけ楽しいと思えない時がある。そういう時が出てきてしまった。

だからこそ、モチベーションを維持する方法が知りたかった。なぜなら本来の自分は小説執筆が大好きなはずだから。

筆者は思います。

楽しいと思えない時は、無理に楽しまなくてもいいんじゃないでしょうか。

思う存分執筆との距離を置き、あなたなりのペースで元に戻って行けばいい。

いや究極戻らなくたって大丈夫です。

執筆があなたの精神活動を支える行為であれば、遅かれ早かれあなたは再び筆を執るに違いありません。断言します。物書きとはえてしてそういう人たちです。

そういう訳で11個目のコツです。

執筆が楽しくない時は、素直に休もう!!!

執筆は行き詰るものと捉えよう

執筆活動においては、行き詰まりを経験することは決して珍しいことではありません。それを創作の自然な一部として受け入れることで、ストレスを減らし、解決策を見つけるための新たな視点を持つことができます。この考え方は、創作プロセスにおける挑戦を乗り越え、成長するための重要なステップです。

創作者たるもの、行き詰まりといかにうまく付き合っていくかが大事なのかもしれませんね。

この記事をがんばって書いた人
はつね

小説を書いていたら大学を留年しました。
社会人になった今も毎日執筆を続けています。普段は「どうすれば勤務時間中に小説執筆ができるだろう?」と考えながらWebマーケターやっています。ごめん弊社。

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